OGI一夜
"A page of graduation" 1-10 11-17
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「嬉しくて 幸せで わけわかんねぐなっちまいました。」 「う〜ん それでいいんじゃないかな。 ははっ。」 |
きょうだい |
「あれ渡すの、迷ってたらばな、笹原さんが渡すべきだって。 あの人、全部受け止める気だったぞ。 姉ちゃん、離すでねぞ。」 「あんたに言われねえども、 もぉ離れらんね///////。」 |
「さあ。いつまでだらだらしてんですか。 さっさと動く! ほら立って。終電の時間ですよ。 はいはい、わかりましたから。 明日もあるんですから、行って行って!」 |
「今日はごめんなさい。あたしだけの問題だったのに。」 「また自分を一方的にさらけ出しちゃいました。」 「いやになるでしょ?」 「俺、いつも自分に確かめることがあるんだ。」 「そこに覚悟はあるのか?って。」 「合宿のあと、あの絵を一枚一枚めくったときもそうだった。」 「過去の荻上さんも未来の俺たちも、全部見ていく覚悟は、もう足りてるんだ。」 「//////」 「ず、ずっとめくられるんですか。やんだなぁ。」 「! アハハハ」 「・・・」 「それじゃあもうひとつ、覚悟を決めてください・・」 |
「あたしを見て こんどはちゃんと 聞かせてください。」 ⇒ 『 』 |
「そんなこと言っちまってぇ もお知んねぇっすよ。」 |
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